2010年 08月 31日
ボタンフライのジーンズ~GAP |
わたしには兄がいたので、子どもの頃の服はだいたいが兄の「お下がり」だった。その反動かもしれないが、今はかなりの服好きである。山本耀司の服を知ったこともおおいに関係しているだろう。今までずいぶんと服にお金をかけたり、かと思えばかなりの数を捨ててしまったり、鷲田清一のファッション哲学に興味を持ったり……と、服といっしょに生き、悩み、迷い、喜び、といった暗中模索や思考を続けていたような気がします。このシリーズではそんなわたしのワードローブをいろいろと紹介していこうと思います。
さて今回は、大事に穿いていたのに、太ったせいでお尻のところが破れてしまった、GAPのジーンズ。かなり黒に近い濃紺だったので、どんな服にも合わせやすかった。価格はセールで1980円(!)それでも重宝させてもらいました。
特にお気に入りだったのが、この三色のボタンフライ!これはある日、森の中の湖でジーンズの洗濯をしていたら、ボタンを三つとも落としてしまったのです。そこで湖の神様が出てきて、「お前の落としたのは金のボタンか、それとも銀のかそれとも銅のか?」と聞かれて、正直者のわたしは「はい、全部です」と答えたのでこんなふうになりましたとさ(嘘こけ)。
そんなわけでこのジーンズは処分。今回はその記念撮影だな。今までご苦労さんでした、の意味をこめて。
by stcl
| 2010-08-31 01:07
| my favorite clothes