2012年 09月 29日
秋なれば |
鮭の食べたき。
魚の安き鎌萬商店にて蝦夷産生鮭を買求む。フオイル焼にせんとて也。茸と乳酪(バタア)の欲かりしが、各々購入せば甚だ高き金額と成ん事を憂て、便宜商店(コムビニエンスストア)にて「野菜炒ミクス」百円也を購う。両者をアルミ箔に包て天火にて暫時焼たり。先日頂戴した箒草(バズイーリコ)とオリヴオイルと白葡萄酒も少々散す。結果としてはやはりバタアと茸には敵ずして物足無きも、山田美妙、否、山田詠美作『熱血ポンちやん膝栗毛』を読つゝ且つ空腹なりしが故に愉快に貪り喰たり。多少は秋の気分を味ひしか。明晩は仲秋ノ名月と云ふも台風迫り来たるが故、如何にならんとす。
by stcl
| 2012-09-29 20:30
| 夜のパウンドケエキ