2006年 12月 14日
botanical drawing 12 |
ANTIQUE LAID PAPER(CROQUIES)、胡桃、墨
大仏の近くに「石渡商店」という乾物屋さんがある。ここはパラダイスだ。主力商品は豆、店先にはたくさんの、いろとりどりの豆が並んでいて、量り売りしてくれる。見ているだけでもたのしい。
そこで信州産の新物の胡桃を買った。おいしかった~。まるでメープルシロップのような香りと甘みがある。ただでさえ胡桃は好物、布にくるんで木槌で割って、あっという間に全部食べてしまった。というわけで今回は「食べた後に撮る」である。
食べてしまったので、半分に割った殻しかない。そこではたと思いついて、殻でスタンプにすることにした。上、わかりにくいかな?
もう一枚、墨がついているのといないのと比較。
いつものセリフ、胡桃もやはりそれだけでうつくしい。今回は小ざかしい線はナシ、胡桃のかたちそのまんま。だからキレイでしょ(笑)。そしてこの墨蹟、どことなく禅画を思わせる。
by stcl
| 2006-12-14 13:54
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