2007年 01月 10日
調理器具その1 |
ウチには「ひとつの用途にしか使えない」、つまりその料理専用の調理器具が多い。今日はその中から「ホットサンドトースター」を。
下の「BATIREX」は一年前、LE CAFE 421で買った古道具。その時はこの焼き型が何用なのか、ワタシもお店の人もわからなかった。マドレーヌかな?とも思って焼いてみたりもしたが、それにしてはサイズが大きい。そこで今年お店に行ったら、ルカフェのおねえさんは、ちゃんとワタシのことを覚えていてくれて「前に買っていただいたのは、クロックムッシュの焼き型でしたよ」と、教えてくれた。うれしい。
そしてこちらは日本製、おなじみ「バウルー」。大学の頃から使ってる。これには甘い思い出も、苦い思い出もあるが、それはまた別の機会に。
では、「BATIREX」のほうでクロックムッシュを焼いてみます。扱いや要領はバウルーと同じ。日本の食パンはサイズが違うので、両サイドと頭をすこし落とす。落としたものは食べる(笑)
具は何でもいいけれど多めに、多めじゃないと鋼板に密着しないので焼きムラが出る。中身を焼き型に押し込み気味にはさむくらいがちょうどいい。バターを乗せて(塗らなくても溶けるから大丈夫)、最初は強火。
ときどき、開けて色づき具合を確認。軽く焦げ目がついたら、弱火でじっくり色をつける。
できあがり。熱いので手でさわらないこと。包丁やナイフを使って皿へ。
いただきます。クレッソンがほしかったが、ないのでドローゥイングで使ったセリを添える。
焼き型のエンボスがいいでしょ。
ワタシは基本的に、道具はその本来の用途につかう。「飾りもの」にしてもキレイだけれど、やはり使ってこその道具だと思う。
by stcl
| 2007-01-10 12:38
| cooking, eating