2007年 04月 02日
botanical drawing 59 |
昨日のエイプリルフールはまんまと友人をだまして喜んでいたワタシです(笑)。
日曜の鎌倉はすごい人出、最初から桜を見る気もなく、病院だけ行って帰る道端で、ツバキの落花を拾って。色鉛筆で描いたあと指を水で湿らせてぼかした。
最近、ワタシは写真があまり好きでないことにだんだん気が付いてきた。
よく、「狙った獲物は逃がさない」風に、いつでもどこでもシャッターチャンスさえあれば写真を撮る人がいるけど、ワタシにはそういうことできないな(半分、抵抗なくできる人がうらやましい)。対象をじぶんに都合よく切り取って作品に見せる、というそのあり方に抵抗と疑問があるのかもしれない。
だから、写真を作品として見せるのではなくて、ワタシはあくまでも対象を記録する一方便としておきたい。その写真には写らなかった「フレームの外側」も、機械や構図による「解釈」も、ほんとうは様々あるはずだ。こんな立派なカメラを持っているくせに、ろくに撮れもせず知りもしないで言うのだけれど…。
by stcl
| 2007-04-02 20:46
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