2007年 04月 28日
botanical drawing 69 |
実の落ちたナンテンの軸、アオキの花、エスプレッソメーカーの部品。
これでドゥローイングというのはちょっとおこがましいけれど。
前回の穴掘りで、ワタシはちょっと落胆している。改めて写真を見て「ひどい、醜い」と思ったから。花はもちろん醜くない。それを「作品」っぽいものにしようという、人間様(ワタシだ)の意図や魂胆が見え見えでわざとらしく、それが醜いのだ。擬人化して言うのは好きではないけど、ツバキにたいして、いけにえのようなひどい扱いをしてしまって申し訳ないと思った。いつも言っているとおり、草木はそれだけでじゅうぶんうつくしい。何をやっているんだろう?ワタシは。
だからというわけではないが、今回はただの「生け花」にしてみた。姑息な人間様の意図がまったくないとワタシの存在理由もないから、最小限度の意図、取り合わせの意外性のみで。エスプレッソメーカーはイラリアちゃんからいただいた、ビアレッティのモカ・エクスプレスです。
今日は感情におおきな波があった。その話は明日にでも。
by stcl
| 2007-04-28 21:13
| botanical drawings