2013年 08月 07日
[詩] おそらくはwillの綴りと |
それからとても静かになった
やがて いつまでも続く夕暮れが
ある名前を連れて来る
それは(枕、と雨のこと
嵐はまるで、母のように
たくさんの /罪を運んで
暦の日付に意味はないだろう
むしろそれは陽光の角度
重さの尺度、、と言えるかもしれない
距離そのもの))が
立ちはだかっている
助辞にあてがわれた真実には
たしかに何物かの匂いが
ほのぐろい葉裏
おそらくはwillの綴りと
あたたかな精液の迸りと
雨粒はたしかに
わたしを狙い撃ち
遠くではおそろしい高さの
建物が造られ続けている
by stcl
| 2013-08-07 23:25
| 詩/collaboration