2016年 06月 07日
『神の雫』を読んだら嗅覚がよくなった! |
もちろんあの有名なワインの漫画『神の雫』を読んでの話です。あくまでもわたしの場合ですが、変わりました、感じやすくなりました。嗅覚に自身の無い方は騙されたつもりで試してみてはいかがしょうか(責任は持ちませんが悪影響はないはず)。
マンガが脳に作用したのか?それはわからないが、何かこう、嗅覚のステージというか次元というかが変わった感じ。ワインのニュアンスに限らず、いろいろな食品のもつ香り、料理の調味料も結構わかる。外気や花の香り、店の空気などにもかなり反応する。いまや自分自身の肺も臭く感じ(1日10本の喫煙者)、己の口臭や加齢臭もよくわかる(!)。カオスだった場所にロゴスの光が当たったような(これぞ啓蒙?)明らかに読前読後で変わったように思う。
変わらないのは好きなにおいと嫌いなにおい。前者の代表はスイカズラなどの五月に咲く花の香り。後者は男性化粧品の、特に若年層がつけるもの。快不快ばかりは昔から変わらないですね。矢内原伊作『鼻』に「鼻は生命の安危に関わる器官」旨の記述があっておもしろい。
by stcl
| 2016-06-07 11:51
| photo essays