2006年 12月 16日
ものづくりの幸福 |
我が家は古い家なのでコンセントがあまりない(一部屋一つ)。しかしそれに反して照明器具がやたらたくさんある。好きなのだ。数えてないけど、今ぱっと眼に入ったので、すでに六つ。先日ご紹介した燭台もある。そんな「もう明かりは要らん」状態の我が家に、さらに新顔が登場してしまった(オマエが買ったんだろうが)。
これは鳴海輝男さんという逗子在住の、身近な古い廃材を使って照明器具をつくる方の作品だ。室内用だが、よく見えるようにちょっと玄関先にかけて撮影。
土台の部分は「足袋の型」だそう。へぇ~。
メカニックの部分は、ミシンだったっけか、古い機械のものだそう。
点灯時は上のように。ランプシェードのいぼいぼが、波のような光を作ります。
この鳴海さんの器具からは、「ものを作る/手を動かして作業をする」幸福感が感じられる。廃材を前にして、ああでもないこうでもないと、頭をひねりながら作っているんだろうな。そんなたのしい印象を受ける、数少ない品。ちなみに、いまNABIにて各種販売中です。おんなじものはないけれど。
クリスマスまで、あと9日。
by stcl
| 2006-12-16 00:22
| photo essays